比較(5740-8000と5601-9000)(2)
比較(5740-8000と5601-9000)(1)の続きになります。
ロードマチックと、ロードマーベル。
ブレスを交換してみました
先日比較してみた2本の時計。
皮革バンドが似合うモデルでありますが、管理者としては「ステンブレスを装着して、汗やバンドの劣化を気にしないで普段使い」する、というのもまた魅力的だと思っています。
そのため、よく似合うステンブレスを探していましたが、この度やっと入手できましたので、今回はブレスを交換したものを紹介したいと思います。
ロードマーベルはこんな感じ
ロードマーベルは、カン幅19ミリで皮革バンドを装着する趣旨から、ラグの切れ込みが深めになっています。故に、弓カンは深めのものが合います。
19ミリの弓カンブレスはあまり数が多くないのですが、今回はSEIKO純正にこだわりました。何とか違和感ないようにはできたと思います。
ロードマチックはこんな感じ
このロードマチック(5601-9000)は 、カン幅18ミリで、本来はステンブレスを装着する趣旨から、弓カンの形状と合わせたラグの切れ込みになっています。
この形状のため、通常の弓カンだと鋭角すぎてなかなかぴったり合わないです。幅は18ミリなので探しやすいのですが…カン部分がストレートタイプのブレスだと、隙間が大きめになるので選ぶのがなかなか難しかったです。
入手する苦労=手にする喜び?
以前は、ロードマチック純正の金属ブレスはさほど価格もしなかったのですが、最近は価格が上昇傾向にあります。
ロードマチックを趣味にしている人が増えてきている(としたら、喜ばしいながら相場が上がる複雑な気分)のか、セイコーの他のアンティークに流用されているのか(一時期聞いたのが、キングセイコーのブレスレットに良いという話です)。
まあ、キングセイコーやグランドセイコーの金属ブレスは、もともと皮革バンド装着モデルが多いこともありとても高い金額でやり取りされているので、それと比べれば…なのですが。
それはともかく、管理者は「ブレスだけ」の入手もしますし、その中では、手持ちの時計の中でたまたま「それが純正だった」というものもあるので、本来の相手探しもまた、楽しみの一つです。
(管理者は、過去にロードマチックを購入した際、まったく関係ないブレスがついていましたが、実はそれが手持ちの時計で探しているモノの純正品というミラクルも体験しています)
純正至上主義に陥らないように
とはいえ、すべてを「純正状態が正しい!」とやってしまうと、なかなか完全にはならない。
また、日常使用するにあたっては、敢えて現在のブレスを使用したほうが使い勝手がいいということもあります。金額が廉価なものを積極的に使用して、ブレスの傷は気にしない…というのも当然アリです。
もちろん、ネットや実店舗でこだわって当時ものを入手すると、それだけお金がかかります。
管理者としては、趣味として続けてゆくものは、うまくコストを削りながらその中で工夫してやってゆく、というのも一つ喜びと思っています。(貧乏性なんです)
とはいえ完全無欠の純正至上主義…気持ちいいんですけどね。
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