ただいま試験運用中です。少しお待ちください。。。

仲間入り(5606-7190茶グラデ)

仲間入り(5606-7190茶グラデ)

あたらしい時計が仲間入りしました!

スタート地点(入手直後、あまりにひどいものは先に一度手を入れます)を紹介します。

スペック

メーカーSEIKO型番5606-7190
ペットネームロードマチックキャリバーNoRef.5606
製造年月1972/7振動数6振動(21,600)
製造地諏訪(諏訪精工舎)ガラスフラットガラス(純正か不明)
ケースSSブレスLM(出荷時同等品?)
状況稼働?備考未整備・ワンピースケース
NEOアンティーク国産Watch調べ。メーカースペックと異なる可能性があります。

ディテール

諏訪精工舎(諏訪)で生産された、Cal.5606を搭載したモデルです。6振動

カレンダー動作問題なし、一応普通に稼働。精度不明という感じです。ただ外観はそこそこくたびれています。文字盤がきれいなグラデーションですが、先にガラスの傷が目に入ってしまいます。
んー。。ガラスは傷だらけですが深い傷はあまりなさそうです。ただ、ガラスの淵が欠けまくっています。ケースもくすんでいます。隙間の汚れも気になります。ところで、この針(後述)

この針どこかで見たことがある!

ちょっと前に入手しておきながら、じっくり見る機会をなかなか設けていなかったのですが、これから仕上げてゆこうということで見てみました。

針が特徴的です。

先ほどの写真を拡大してみました。時針と分針で針の形状・配色が異なります。

???

この針はもしかして、「キングセイコークロノメーター」と同じ意匠かもしれないです。※1

ケースデザイン・インデックスは正当なセイコースタイルを踏襲し、実は針が変わった形状というところも何となく似ています。視認性を上げるために白い針、というところも似ています。

ガラスがきれいになったらさっそく比較してみたいと思います。

※1 「キングセイコー」は、同時期に販売されていたシリーズで、諏訪精工舎で製造されていたものは56系ムーブメントのハイビート(8振動)を搭載しています。その中でも「クロノメーター」は精度特別調製品で、機械に個体番号が入っていました。ほかの機会に改めて紹介できればと思います。

くたくたのブレスレット。

くたくたのブレスレットは、装着感は抜群ながら外した時にこんな感じになります。好みがあると思いますが管理者は好きです。

このブレスレットもどこかで見た気がします。あ…

よーく似ています。これは5206-6080(ロードマチックスペシャル)ですが、実はブレスはほかのLM純正と交換されているっぽいです。

よく似ているというか、弓カン以外は同じなのでは?と思えるくらい近いです。ロードマチックのブレスは種類がたくさんあり、弓カンの形状もたくさんあります。どれが出荷時だろうか?は、カタログの写真や画像をネットで見て判断していますが、それも正確かどうか。。。

そういえば両方とも茶グラデ文字盤です。いい雰囲気です。

頑張って直します。磨き・磨き・磨き…ですね。

例の健康診断

ああまた帯磁している。。。

この時計は普通に稼働しますので、まずしばらく動かしてみます。

その後こちらでできるメンテナンスを行って、不具合がなければ実戦投入。メンテナンスが必要であれば追加で検討します。