ただいま試験運用中です。少しお待ちください。。。

仲間入り(5606-7000金色)

仲間入り(5606-7000金色)

あたらしい時計が仲間入りしました!

スタート地点(入手直後、あまりにひどいものは先に一度手を入れます)を紹介します。

スペック

メーカーSEIKO型番5606-7000
ペットネームロードマチックキャリバーNoRef.5606
製造年月1971/3振動数6振動(21,600)
製造地諏訪(諏訪精工舎)ガラスプラ風防(交換履歴不明)
ケースSSブレスLM(純正か不明)
状況稼働?備考未整備・SGP(金メッキ)側
NEOアンティーク国産Watch調べ。メーカースペックと異なる可能性があります。

ディテール

5606-7000(グレー文字盤)のケース色違いのモデルです。同じく諏訪精工舎(諏訪)で生産された、Cal.5606を搭載したモデルです。6振動

詳細はこれから確認しますが、金メッキが剥げていることはわかります。結構外観は傷んでいます。文字盤はきれいです。
ベルトと本体は別々に入手しました。傷み具合も含めて、奇跡といえるマッチングです。(自画自賛)

金メッキのケース

見ての通り、この時計は金メッキのケースです。(SGP側といわれます)

金メッキのケースは、一般的なSS(ステンレス)ケースと違って、研磨するとメッキがなくなってしまうので手入れに悩みます。

新品で購入した金メッキの時計ならいざ知らず、この時計はケースについては最小限の磨きにとどめて、「つやを出す」「傷を消す」ことはしないでおこうと思います。よく言えば「アンティーク感が強い」時計になると思います。

別で入手した金メッキのブレス(合いがよく、このモデルにも採用されたものかもしれません)も、いたるところのメッキが薄くなっていますし傷が目立ちます。

上の写真では、ケースの側面が「いぶし金」のようになっていますが、当然、新品の頃は輝いていたのだろうなと思います。アンティーク感かなり強めです。

さて、どうやってきれいにしようかな。。。

「あの時計」じゃない方

SGP BACK表記はSSのケースと異なる部分です。

ロードマチックを好きな方はご存じかもしれないですが、このRef.5606-7000の金メッキ側のモデルで、多く見られるのが「日本国有鉄道総裁 功績章表彰記念」と裏蓋に記載されたモデルです。

国鉄モデルは裏蓋の様子が異なり、「SEIKO WATER RESISTANT SGP BACK ST.STEEL 5606-7000」と「諏訪マーク」の記載で、製造番号は省略され、代わりに「日本国有鉄道総裁 功績章表彰記念」の文字が入っています。当時は別注だったのでしょうか?

管理者は、あえて一般モデルを入手しました。理由は「製造年月がわからない」ためです。(そういえば当時、製造数量・出荷ロットなどの管理はどうやってしていたのでしょう?)

例の健康診断

ばっちり帯磁しています。消磁が必要です。

この時計は普通に稼働しますので、まずしばらく動かしてみます。

その後こちらでできるメンテナンスを行って、不具合がなければ実戦投入。メンテナンスが必要であれば追加で検討します。