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趣味の、理由。(1)

趣味の、理由。(1)

こうやって、機械式時計を好きになりました

もともとは、クオーツ派

管理者は、もともとは時計は多少好き、といった程度の熱量でした。

すべてのきっかけになったのは、2本の時計です。

たまたま家から出てきた時計、ロードマチック Ref.5606-7000と、セイコーマチック Ref.6206-8010です。

ロードマチック Ref.5606-7000。管理者が生まれる前に世を去った叔父の愛用品です。ブレスレットは保存のため管理者が交換。
セイコーマチック Ref.6206-8010。管理者がまだ小さかったころ、父が使っていたのを覚えています。ブレスレットは保存のため管理者が交換。

セイコーマチックのほうは管理者の父が昔使っていたもので、クオーツに買い替えて使わなくなってしまったもの。ロードマチックのほうは管理者の叔父の形見として、父が持っていましたが、結局使っていないものでした。

この時計を見つけて、取り出してみたらその振動で両方とも動き出しました。そこで、「修理したら動くかな」と思い、近所の時計屋さんに持ち込んで相談してみました。

無事に動くようになった2本の時計。

ひと月ほどして、時計屋さんから帰ってきた時計は普段使いができるほどになっていました。オーバーホールを施し、経年の細かいヒビがあったプラ風防を新品にして、パッキンを変えたとのことです。

この時に機械式時計の原理を知り、音を聞き、興味が増してゆきました。

折しも市場では機械式腕時計の復権が進んでいた時期。本屋さんなどにも時計の雑誌が出始めている頃でした。興味本位でそのような本を購入し、読み漁っていました。既にインターネットは普及し始めていましたが、今のようにWEBで情報を得るのがまだ難しい、2000年代初めのことです。

そして手を出した時計。

今であれば、雑誌で取り上げているモノは「販売する側の売りたいもの」ということも理解できます。しかし、まだ世間ズレしていなかった管理者は、一度舶来時計に興味を持ちます。これは、多分に雑誌の影響と思います。

とはいえ、社会人になって数年の管理者には高い時計です。相場は研究していましたがあと少し安くならないかな、などと思っていました。

そんな矢先、近所のディスカウントショップが閉店するということになりました。正確には、いつものように立ち寄ったら閉店するという事実を知ったのです。

何の気なしに腕時計のコーナーを見ていると、あの時計が相場より明らかに安い。当時の中古相場と同等かもしかしたら少し安いかくらい、の驚きプライスがついていました。

早速店員さんに経緯を聞くと、店も相場を理解したうえでつけたプライスとのこと。

店員さんに、「お金を下ろしてくるから取っておいて」と言い残し、購入しました。

この時計の詳細は次の記事に記載します。

続きます。

次の記事はこちら。