ただいま試験運用中です。少しお待ちください。。。

5606-7000(グレー文字盤)

5606-7000(グレー文字盤)

スペック

メーカーSEIKO型番5606-7000
ペットネームロードマチックキャリバーNoRef.5606
製造年月1969/2振動数6振動(21,600)
製造地諏訪(諏訪精工舎)ガラスプラ風防(交換履歴あり)
ケースSSブレスLM(出荷時と異なる)
状況稼働備考メンテ履歴あり
NEOアンティーク国産Watch調べ。メーカースペックと異なる可能性があります。

ディテール

諏訪精工舎(諏訪)で生産された、Cal.5606を搭載したモデルです。6振動

ロードマチックとしては、初期のモデルにあたります。デビュー時から存在したケースですが、最初期のものは文字盤に「LM」マークがありませんでした。
デザインは少し古い時計といった趣ですが、文字盤のグレーが時計を引き締めています。
プラ風防は曲面の入ったものです。これは、メンテナンス時に経年のヒビが入っていたものを交換しました。
ブレスは、最初は「LMマークの入っていないSEIKO」のものでしたが、LMマーク入りのものに交換しています。ワンピースケースの薄さがわかりやすいアングルかと思います。
薄型、軽量、扱いやすい、ロードマチックのコンセプトをあらわしたしたモデルと思います。

文字盤や側などのバリエーションはありますが、ロードマチック発売時点から、1974年のカタログまで存在する息の長いモデルです。

この時計は「趣味の、理由。(1)」「趣味の、理由。(2)」でも取り上げたとおり、管理者が「ロードマチック」を知る、追いかけるきっかけとなった時計です。管理者が生まれる前に世を去った叔父の形見です。叔父は20代前半に購入したようです。

詳しくは上記記事に譲りますが、時計に興味を持った管理者がたまたま家で見つけて、オーバーホールを依頼したところ、再び時を刻むようになりました。

この時計もまた、管理者にとっては金銭に代えられない、特別な一本です。そのため、メンテナンスはしていますが、普段使いにはなかなか使う勇気がありません。