時計のトラブル~水入りした機械~
- 2023.03.02
- メンテナンスなど
- LM(ロードマチック), その他(セイコー)
メンテナンス記事のご注意!(必ずご一読ください)
時計のメンテナンス・修理は専門家に依頼するのが最良と管理者は考えています。
そのうえで、管理者は時に自らの興味、判断で、時計のトラブルを自己解決できないかと考え、実践したことを当ブログで取り上げています。
当ブログでのメンテナンス記事内容は、すべてのケースで必ず問題を解決できるものではなく、管理者の素人判断も多分にあり、結果として時計を壊してしまうこともあり得ます。
ここに取り上げている内容は、管理者が実践したことの紹介であり、
○ブログをご覧いただいている方に内容を推奨する意図ではありません。
(It is not my intention to recommend the contents to those who are viewing the blog.)
○当ブログを見て、作業を実践された場合の結果について、当ブログでは一切の責任を負いかねます。
(We do not take any responsibility for the result of seeing this blog and practicing the work.)
ことを確認させてください。
縁あって当ブログを見ていただいております皆さんの、大事な時計が壊れてしまうなどの悲しいことがないように、上記についてのご確認をよろしくお願いいたします。
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水入りした機械を見てみる
実際の機械はどういった感じ?
時計のトラブル~水は大敵~からの続きになります。
管理者は、今まで取り扱いに注意したりしていることで、幸いにして「自分発で」水入りさせた時計を修理依頼したことは、まだありません。
これからもそうであればいいのですが、引き続き気を付けないといけません。
ところが、水入りした時計を修理依頼して、修理を請け負っていただいた方に大変な手間をかけてしまったことがあります。
入手した時計が、実は
時計との接し方(入手編)でも記載したとおり、管理者はネットオークションなどを活用して、時計を入手していますが、時に「外観がものすごくキレイだけど不動」という時計に出会うことがあります。
「文字盤が劣化していて不動」というものは多く、そういった個体は避けているのですが、外観上はほぼ未使用ではないか?というものはやっぱり気になる。
そのような時計を入手して、いざ手に取ったらりゅうずが回らない。見た目はきれいなものだから、おそらく油切れなどの理由で動かないだけで、整備をすれば動く。。。と思って、修理を依頼していました。その時は、たまたまそういう時計がいくつかありました。
連絡があり
修理をお願いしている方から「これはひどい」という連絡がありました。修理をした際、交換した部品を返却するということなので、その部品を見てみました。
これもかなりな状況でしたが、同時に依頼していたもう一つのモデルのほうがさらに強烈でした。
修理をしていただいいている方は、管理者が趣味で時計をやっていること、その入手先やその状況などを承知しているとのことで、それにしてもこれはひどいね、ということでした。
(端的に言えば、「なんてものを入手したんだ」ということです)
水入りには注意
自分で時計を水入りさせないにしても、購入するにしても、水入りした時計を(まして、時間が経ってさびてしまった時計を)復活させるというのはとても大変なことだと痛感しました。
今回、部品を返却いただいたということは、「この部品はもう使用できない」という意味です。実際に時計の修理に当たっては、修理をしていただいている方の手持ち部品などを駆使することになりました。
この部品は、自分としても戒めの意味で、手元に置いておこうと思っています。
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